TALK
会話 
(MAP26-b)



闘 開 始 時

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「レンツェン様、大変でございます!
 リュナン軍は砂漠を迂回して
 後方の城門から城内に侵入しました!」
「すでに城内は制圧され
 館は包囲されております!」
レンツェン
「なんだとっ!
 リュナンめ! 俺の裏をかくとは
 なんという卑怯な奴だ!!」
「まあいい、心配するな
 俺によい手がある」
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「と、申しますと……」
レンツェン
「敵の戦力を無力化するのだ
 まあ、見ていればわかる
 奴らの慌てる顔が見ものだぞ」
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「はあ……
 ところでレンツェン様
 あの陰気な男は何者ですか?」
レンツェン
「奴はゴルゴダという名うての剣士だ
 俺の護衛として雇った」
「奴のマスターソードに俺のルクード
 この2本の剣さえあれば
 リュナンなど恐れるに足りぬ」
「最後に笑うのはこの俺というわけだな
 わっはっは……」

レンツェン
「アーキスとか言ったな
 お前に働いてもらうときがきた
 ほれっ、この服を着ろ!」
アーキス
「これは暗黒兵の服じゃねえか
 何で俺がこんなものを……」
レンツェン
「素直に言う事を聞けばよし
 さもなくば、この娘を……」
リィナ
「や、やめて……
 アーキス様……たすけて……」
アーキス
「やめろ!
 わかった……
 言うとおりにするから
 リィナに危害は加えるな!」
レンツェン
「わっはっは……
 よく似合っているぞ
 その格好ならば
 奴らもお前だとはわかるまい
 せいぜい同士討ちをするのだな」
アーキス
「くっ……」
リィナ
「アーキス様……」

オイゲン
「リュナン様、城内への奇襲は
 成功いたしましたが
 レンツェンは人質を捕らえたまま
 館内に逃げ込んだようです
 いかがなさいますか」
リュナン
「言うまでもないだろう
 奴を倒して人質を解放する
 ただちに館へ突入するぞ!」




屋 解 放

左の牢屋(盗賊)
盗賊 「へへっ、だまされやがったな
 どうだい、オレたちの女装はよぉ
 人を外見で判断しちゃいけねえぜ」

右の牢屋(リィナ)
リィナ 「お願いです、アーキス様を助けてください
 彼は私のために、暗黒兵の姿にされて
 無理やり戦わされているの
 彼を止めないと……
 私をアーキス様のところに
 連れて行って下さい!」




点 制 圧 後

リュナン
「ラゼリア……
 ようやく帰ってきたな……」
オイゲン
「そうです、この館から逃れて
 早2年にもなりましょうか」
リュナン
「2年……か……」
オイゲン
「そういえばアーキスを忘れておりました
 奴の軍律違反は重罪です
 相応の処分をせねばなりますまい
 おい誰か、アーキスを連れて来い」
アーキス
「どうも……すみませんでした……」
オイゲン
「すみませんですむか、このばか者!
 お前一人のために、皆がどれほど
 迷惑したのか知っておるのか!」
「敵前逃亡をした上に、主君に刃を
 向けるとは、もはや死罪は免れぬ
 そこになおれ!
 わしがその首をはねてやる!」
リィナ
「待って!
 お願いします
 アーキス様を許してください!」
オイゲン
「うん?……
 お嬢さんはどなたかな?」
リィナ
「騎士クライスの妹、リィナです
 アーキス様は私を助けようとして
 軍律を破ったの
 彼は悪くありません!
 もしどうしてもと言うなら
 私を罰してください!」
オイゲン
「ほう……健気な娘だが
 なぜアーキスを庇うのだ?」
リィナ
「私はアーキス様の許婚です
 未来の良人が処刑されるのを
 黙って見てはいられません!」
アーキス
「お、おい、リィナ……」
リィナ
「アーキス様の罪は私のせいです
 まずは私を罰してください!
 それまではここを動きません!」
リュナン
「オイゲン、もういいだろう
 アーキスも、もう二度と勝手な事はするな
 オイゲンがどれほど心配したか……
 見ているのも哀れなほどだったぞ」
アーキス
「リュナン様、オイゲン将軍
 申し訳ありません……」
オイゲン
「うむ……、今日のところは
 その娘に免じて許してやる
 お前ももう少し大人にならねば
 命を永らえることはできぬぞ」
「いっそ、その娘と一緒になって
 ラゼリアで商売でも始めてはどうだ
 お前にはその方が似合っておるぞ」
アーキス
「隊長、バカなことを言わないで下さい!
 こいつはまだ子供じゃないですか」
リィナ
「あの……
 アーキス様は私が見守ります
 必ず立派な騎士にいたしますから
 許してあげてください」
オイゲン
「なるほど……それはよいかも知れぬ
 娘さんの方が
 よほどしっかりしているようだし
 アーキスのことは
 あなたにお任せいたしましょう」
リィナ
「はい、一生懸命、頑張ります!
 行きましょう、アーキス様
 皆が心配して待っているわ」
アーキス
「ちぇ……
 なんかオヤジにはめられたような
 気がするぜ……」
長老
「リュナン様
 お疲れでしょうが、市民たちが
 公子のお声をお聞きしたいと
 館前に詰め掛けております」
「テラスからでよろしいので
 どうか声を聞かせてやってくださいませ」
リュナン
「そうですね……
 市民には長い間
 辛い思いをさせてしまったから……」
長老
「おっと
 大切な事を忘れておりました
 リュナン様
 どうぞこれをお召しくださいませ」
リュナン
「これは?……」
長老
「ラゼリアの太守の証となる聖なる鎧です
 リュナン様が成人されたときに
 お渡しするようにと
 グラムド様から預かっておりました」
リュナン
「父上が?……」
長老
「はい
 ノルゼリアに向かわれる前日のことです
 グラムド様はご自分の運命を
 予期されていたのかもしれませぬな」
リュナン
「父上……」
長老
「さあ、リュナン様
 お召し変え下さいませ」
リュナンがクラスチェンジ
リュナン
「長老、これでよいのだろうか」
長老
「おおっ、これはご立派に!
 そのお姿を拝見すれば
 市民たちもきっと感激いたしましょう」
「さあ、皆が待っております
 テラスの方へ参りましょう」

長老
「……と言うことで
 リュナン様は多くの困難を乗り越え
 我らを帝国の圧政から救うために
 お戻り下されたのじゃ
 みなもよく感謝せねばなるまいぞ」
リュナン
「長老はあのように言われたが
 私は皆に詫びたいと思う
 私は太守の子でありながら
 祖国を守ることができなかった
 父上の遺志を継ぐことができなかった」
「この2年間……
 ラゼリア市民には耐えようの無い
 苦しみを与えてしまった」
「本日私は、長老たちの進言を得て
 正式にラゼリア太守になった
 私は父上を見習い
 よき太守になりたいと思う」
「だがリーヴェ王宮は
 いまだ帝国の支配下にある
 この悲惨な戦争を一日も早く
 終わらせたいと願っている……」



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