| リュナン |
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「ナルサス!?
どうした、こんなところで？」 |
| ナルサス |
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「ぜーぜー……
リュナン様……
み、みずをくだせぇ……」 |
| オイゲン |
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「くっくっく……
ナルサスよ……
やっと見つけたぞ」 |
| ナルサス |
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「げっ……
じじい……
まだ生きてたのか……」 |
| オイゲン |
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「それにしても貴様という奴は
まったく進歩のない男だの
さあ、リュナン様
こんな奴はほっといて先に進みましょう」 |
| ナルサス |
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「オ……オイゲン様……
一生のお願いです……みずを……」 |
| オイゲン |
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「水が欲しくば分けてやらぬ事もないが
その前に我が軍から奪った金を返せ」 |
| ナルサス |
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「へ、へい……それはもちろん
お返しします……ぜーぜー……」 |
| オイゲン |
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「またあのようなふざけたマネをすれば
今度こそ絶対に許さぬぞ
わかったか！」 |
| ナルサス |
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「は……はい……
もう二度といたしません……」 |
| オイゲン |
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「ふんっ、まあ、いいだろう
ほれ、水だ
さっさと飲んで財宝を探して来い！」 |
| ナルサス |
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「ゴクゴクゴク……
ぷぁー、生き返ったぜ……
じいさん、覚えてろよ
この借りはきっと返すからな」 |
| オイゲン |
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「おう、貴様こそ、よく覚えておけ
もう二度と目を離さぬからな！」 |
| ナルサス |
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「ちっ、マジだな、こりゃ……」 |
ナルサスが仲間になり、
持ち逃げされた軍資金が戻る |
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