TALK
会話 
(MAP25-26)



リ ー ヴ ェ 王 宮

ジュリアス
「バルカ兄上
 おられますか
 至急に相談したいことがあるのです!」
バルカ
「ジュリアス!?
 ゼムセリアから戻ってきたのか
 父上は酷くお怒りだぞ
 お前を捕らえて王都に送れとまで
 言われている
 一体どうするつもりなのだ!」
ジュリアス
「私のことなどどうでもよいのです
 それより北カナンの情勢は
 聞いておられますか」
バルカ
「反乱軍の噂なら聞いている
 しかし俺は許せぬな
 よりにもよって
 アーレス兄上の息子の名を騙り
 兄上を慕う民衆を惑わすとは……」
ジュリアス
「彼らを偽者だと言われるのですか」
バルカ
「当然だろう
 14年前、兄上の館が賊に襲われ
 セレーヌ夫人や女官が殺されたのは
 セネトがまだ
 2歳になったばかりの頃だ」
「焼け落ちた館からは、セネトも
 生まれたばかりのネイファも
 発見されなかったが
 あの状況では生きてはおるまい」
「兄上も亡くなるまで探し続けられたが
 それでも見つけられなかった
 それが
 この時期になって突然現れるとは
 都合がよすぎるとは思わないか」
ジュリアス
「アーレス兄上は
 ソフィア大公国のレシエ公女に
 セネト捜索を命じられていた
 そのレシエが
 彼らと一緒に戻ってきているのです」
バルカ
「ま、まさか……
 ジュリアス、それは本当なのか!」
ジュリアス
「ええ、私も最初は耳を疑いました
 しかしセオドラはレシエ姫に会って
 確かめたと言っております
 その少年がセネトであることは
 まず間違いありません」
バルカ
「あの幼子のセネトが……
 アーレス兄上の子が
 生きていたのか……」
「だがそれならなぜ反乱を起こすのだ
 彼らはセネトを利用して
 カナン帝国を奪おうとしているのか」
ジュリアス
「他の者ならいざ知らず
 レシエはそんなバカではありませんよ
 いずれにしても我ら二人に会うために
 密かにこちらへ向かっているとのこと
 詳しいことは
 彼女に会えばわかるでしょう」
バルカ
「だがジュリアス
 リーヴェ解放軍との戦いはどうするのだ
 ラゼリアのレンツェンが援軍を送れと
 うるさく言ってきているぞ」
ジュリアス
「レンツェン……
 ああ、あの男のことですか
 奴の始末はリュナンに任せましょう
 あんな恥知らずが仲間と思われては
 我らがカナンの汚れになります……」




ゼ リ ア

アーキス
「リィナ、もっと早く走れ!
 奴らに追いつかれてしまう!」
リィナ
「はぁはぁはぁ……
 アーキス様、もうだめ……
 これ以上……走れない……」
レンツェン
「ふっ……そこまでだな
 おとなしく降参しろ」
アーキス
「レンツェンハイマー!?」
レンツェン
「おい、たかが騎士風情に
 呼び捨てにされる覚えはないぞ」
「ほう……その女は貴様の恋人か?
 ふふふ……これは面白い」
「おい、娘を牢に入れておけ
 男にはたっぷりと働いてもらう
 奴らと共食いさせてやるのだ
 わっはっはっは……」
アーキスが離脱



ティアリングサーガ 攻略


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