TALK
会話 
(MAP05)



闘 開 始 時

グエンカオス
「クックック……ほざきおるわ」
「白の導師モースの高弟にして
 リーベリアの4賢者と呼ばれし
 我らがうち、光の魔道士マイオスと
 炎の魔道士オクトバスは
 我が闇の呪文によってすでに果てた」
「残るは風の魔道士エーゼンバッハ
 おぬしただ一人じゃ
 それでもまだ
 わしの力を知らぬと言うか?」
エーゼンバッハ
「……
 その力は悪しき闇の魔道書
 ザッハークゆえのこと
 おぬし自身の力ではあるまい」
「おぬしは戒めを破り
 闇の呪文を開いたことで破門となった
 その過ちにいまだ気づかぬとは
 愚かなことよ」
グエンカオス
「フッ……
 ならば闇の呪法ザッハーク
 おぬしの身体で味わうがよい!」
イベント戦闘
エーゼンバッハ
「くぅっ……
 か、身体が動かぬ……」
グエンカオス
「クックック……
 大言を吐いておいてその様か……
 まあ、よい
 おぬしの顔も見飽きたわ
 遊びは終わりじゃ
 死ね! エーゼン!」
イベント戦闘
(エーゼンバッハ敗北)
グエンカオス
「ふん、老いぼれめ、果ておったか
 ダゴンよ、後はお前に任せる
 神官どもを皆殺しにするのだ」
ダゴン
「……はっ、お任せを」

マルジュ
「エーゼン老師!!……」
シルフィーゼ
「マルジュ
 おじい様に言われたようになさい!
 あなたはエンテ様をお守りするのです」
「ここは私たちだけで大丈夫
 おじい様も、私が必ず……
 さあ、あなたは早く行きなさい!!」
マルジュ
「母上……」

エンテ
「こ、この気配は!?……」
「ま、まさか……
 エーゼン老師様が!!」
リュナン
「エンテ?……どうしたんだ?」
「待て!
 一人で行っては危険だ!!」




点 制 圧 後

エンテ
「老師様!!……
 ……どうしてこんな……」
エーゼンバッハ
「エンテか……
 よく……もどったの……」
エンテ
「……老師様……
 ごめんなさい……
 わたしの為に……」
エーゼンバッハ
「よい……
 わしはもう長く生きた」
「エンテ……
 惑わされてはならぬ……
 勇気をもって……生きるのじゃ……」
エンテ
「はい……もう……
 もう二度と負けたりいたしません
 老師様にいただいたこの命……
 きっと大切にいたします」
エーゼンバッハ
「ほぉ……光が見えるの……
 そうか……
 やっと見つけたか……」
エンテ
「老師様?……
 ああっ……老師様!!」

マルジュ
「老師が亡くなられた!?
 まさか、そんな……」
シルフィーゼ
「マルジュ、よくお聞きなさい
 おじい様はあなたに
 この魔道書を残されました」
マルジュ
「これは「奇跡の風」!?
 でも、こんな高位の魔道書
 僕には無理です」
シルフィーゼ
「マルジュ
 あなたは風の大魔道士と呼ばれた
 エーゼンバッハの孫なのですよ」
「そのあなたが風の魔道書を
 使えないでどうするのです」
マルジュ
「でも、僕はまだ……」
シルフィーゼ
「魔道書にはおじい様自ら
 あなたが使えるようにと
 封印をとかれました」
「おじい様がなぜそこまでされたか
 マルジュ、あなたにはわかりますか?」
マルジュ
「エンテを守るため……ですか?」
シルフィーゼ
「ええ、そうです
 これからはあなたが、マーテルとともに
 エンテ様を見守るのです」
「おじい様の遺志を継げるのは
 もうあなたしかいないのだから……」
マルジュ
「母上、理由を聞かせてください
 僕はエンテのことを何一つ知りません
 彼女はなぜ狙われるのです?
 訳も知らされずに守れといわれても
 僕にはどうしていいのかわかりません」
シルフィーゼ
「何の罪も無い少女が
 邪神教団の恐怖に怯えているの
 今は何も聞かずに
 彼女の側にいてあげなさい」
「そうすれば、いずれあなたにも
 真実が見えてくるはずです」
マルジュ
「真実が……」

マルジュ
「エンテ、ここにいたのか」
エンテ
「マルジュ……」
マルジュ
「まだ自分を責めているのか?
 老師が亡くなったのは君のせいじゃない
 何度言ったらわかるんだ」
エンテ
「……
 マルジュは老師様を襲った男が
 何者か知っているの?」
マルジュ
「教皇グエンカオスだろう……
 40年程前に突然現れて
 邪神教団とガーゼル教国を作り上げた
 恐ろしい魔道士だと聞いている」
エンテ
「ええ、恐ろしい男です
 彼のために、すでに3人もの
 大賢者が亡くなられた
 マルジュが無事でいてくれて
 本当によかったと思っているの」
マルジュ
「……僕は逃げた事を悔いている
 かなわないまでも
 正々堂々と戦うべきだった
 大勢の仲間が命を失ったのに
 僕だけが生き残るなんて……」
エンテ
「マルジュ、何を言っているの!
 あなたがかなう相手じゃないわ
 そんなことになれば、シルフィーゼ様が
 どんなに悲しまれるか……」
マルジュ
「僕はもう子供じゃない!」
エンテ
「えっ?……」
マルジュ
「エンテはリュナン公子とともに
 大陸に渡るつもりなんだろ?」
エンテ
「ええ、これ以上
 ここには留まれないから……」
マルジュ
「僕も解放軍に参加する
 でもエンテのためじゃない
 こんな僕でも必要だと
 言ってくれる人がいるからだ」
エンテ
「マルジュ!?」
マルジュ
「僕は君が何者かさえ知らない
 神殿に来てもう一年にもなるけど
 エンテは一度だって
 心を開いてくれたことがなかった」
エンテ
「ううん、そんなことない
 私はマルジュを……」
マルジュ
「弟のように思っているんだろ
 母上から聞いたよ、エンテは僕の事を
 可愛い弟のように思っているって」
エンテ
「ええ……
 私はマルジュが好きだから……
 でもあなたが不愉快に思うのなら
 謝ります……ごめんなさい……」
マルジュ
「エンテはいつだってそうだ!
 もういい
 エンテはリュナン公子を頼ればいい
 僕は自分のためにグエンを倒す
 君には関係ないことだ!」
エンテ
「マルジュ……」



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