TALK
会話 
(MAP04)



ケ ル & ル カ

ラケル
「ルカ!?
 どうしたの、村に戻ってきたの?」
ルカ
「ラケル姉さん……無事でよかった
 宰相の兵隊に襲われたんじゃないかと
 心配だったから……」
ラケル
「それで寄ってくれたのね、ありがとう……」
「でも大丈夫よ
 宰相は王都に行ったままで
 戻ってこないから
 昔みたいにひどい事は無くなったわ
 聖騎士ロジャーが
 手厚く保護してくれているの」
ルカ
「ロジャー?……
 ああ、アイツのことか
 姉さんはまだ……」
ラケル
「あっ、おなかすいてるでしょ
 待って、何か作るから食べて行って
 沢山食べて大きくならなきゃ
 いい猟師にはなれないわよ」
ルカ
「俺は猟師になんてならない
 今はまだ義勇兵だけど
 きっといつか認められるようになって
 ウエルト王国の騎士になるんだ」
ラケル
「どうして騎士になりたいの?
 前はそんなこと言わなかったのに」
ルカ
「それは……
 王国を守りたいからに決まってるだろ!」
ラケル
「あれ? 赤くなった……
 ふーん、なんかあやしいな」
ルカ
「……あ、姉さん、これキジの肉だろ
 すごくおいしいよ、姉さんが獲ったのか?」
ラケル
「ええ、西の森でね
 あのあたりはいい狩場だから
 食べるものには困らないわ」
ルカ
「……じゃ、俺、行くよ
 戦いはまだ終わっていないから」
ラケル
「ええ、元気でね、ルカ
 あ、そうだ、忘れてた
 これ、持って行きなさい」
ルカ
「この弓は姉さんの大事な……」
ラケル
「ええ、愛用の弓だけどあなたにあげる
 使い込んであるからきっと役に立つはずよ」
ルカ
「ありがとう、ラケル姉さん……」
手弓(Crt+30)入手




ケ ル & サ ー シ ャ

サーシャ
「こんにちは
 あなた、ラケルでしょう?」
ラケル
「そうだけど、あなたは誰?……
 お付きの騎士まで従えて
 まるで王女様みたい……」
オイゲン
「さよう
 このお方はウエルトの王女
 サーシャ様ですぞ」
「わたくしめは解放軍の軍師を
 務めておるオイゲンと申す者
 本日お伺いした訳は……」
ラケル
「解放軍へのお招きならお断りします
 前にも言いましたが、私はただの猟師
 人を殺す事など出来ません
 申し訳ありませんが、お引き取り下さい」
サーシャ
「あなたの気持ちはわかります
 私だって戦うのはいやだもの
 だけど誰かが戦わなければ
 法と正義は守れないでしょう」
ラケル
「……」
サーシャ
「あなたは女神ブリギッドの申し子と
 呼ばれるほどの勇者なのでしょう
 コッダの兵士と戦ったときの
 活躍もルカから聞いています」
オイゲン
「その話は初耳ですな
 私にもお聞かせ願えませぬか?」
サーシャ
「ええ……
 要約するとこうね」
「半年ほど前のこと
 二十人もの荒くれ兵士たちが
 酒に酔った勢いで村に押しかけ
 娘たちに乱暴しようとしたの」
「村の男たちは止めようとしたけど
 荒れ狂う兵士たちに次々と殺され
 最後にはルカも殺されそうになったの」
「そこにラケルが猟から戻ってきて
 二十人の兵士たちをあっという間に
 やっつけたんですって」
オイゲン
「ほー、それは見事な……」
サーシャ
「でも殺したわけじゃないのよ
 正確に足だけを射抜いて戦えなくしたの」
「まるで神話のブリギッド
 みたいだったって
 ルカは自慢げに話してくれたわ」
ラケル
「……サーシャ様」
サーシャ
「はい?」
ラケル
「人を殺せない兵士が
 戦争の役に立つのですか?」
サーシャ
「……私の父は
 法を守り、弱い者を守るのが
 兵士の務めであると言っていました」
「かつてコッダの兵士と戦った時のように
 あなたには、あなたの戦い方が
 あると思います」
ラケル
「ふーん……
 単に可愛いだけの王女様かと思ったけど
 そうでもないみたいね」
「そうか……それでルカは……」
サーシャ
「え?……」
ラケル
「ううん……
 わかりました、サーシャ様
 私のやり方でいいのなら
 お手伝いいたします」
サーシャ
「ほんと!?
 ありがとう、ラケル!」
「じゃ、とりあえずお料理を教えて!
 ルカから聞いたの
 ラケルのお料理はとってもおいしいって
 うわー、楽しみだなぁ」
ラケル
「ふふっ……」
ラケルが仲間に

以降、以下のように支援が変化
ラケル→サーシャ 
サーシャ→ラケル 




ケ ル & そ の 他 の ユ ニ ッ ト

ラケル
「ふーん……
 あなたたちが解放軍なの……
 私はラケル
 この森で猟師をしているの」
「弓の腕?
 村の中では一番だと言う人もいるけれど
 自分ではそんなに上手いと思わないわ」
「あなたたちはヴェルジェから来たのでしょ
 だったら私の弟を知ってる?
 ルカっていうんだけど
 両親の敵討ちをするんだって
 張り切って出かけて行ったわ」
「私はだめ、獣相手ならいいけど
 戦争は無理ね
 でもお料理なら自信があるわ
 よかったら食べて行って」



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