TALK
会話 
(MAP04-05)



マ ル ス 神 殿

シルフィーゼ
「お父様……」
エーゼンバッハ
「うむ……
 この気配は確かにやつのもの
 ついに気付かれてしまったようじゃ……」
「シルフィーゼ、マルジュを呼んでくれ
 伝えておかねばならぬことがある」
シルフィーゼ
「はい……」
マルジュ
「老師、僕に何か御用とか?」
エーゼンバッハ
「マルジュ、そなたに頼みがある
 エンテのもとに行き
 彼女に神殿に近づくなと伝えよ」
マルジュ
「えっ、どうしてですか?
 先ほどはマーテルに連れ戻すよう
 命じられたはずなのに……」
エーゼンバッハ
「状況が変わったのだ
 エンテに危険がせまっておる
 もはや一刻の猶予もならぬのだ……」
(グエンカオス)
「さよう……
 もはや一刻の猶予もない……」
エーゼンバッハ
「……グエンカオス!!」
グエンカオス
「……
 エーゼンバッハよ
 水の巫女をどこに隠した……」
エーゼンバッハ
「……」
「グエン……
 おぬしはまだ諦めてはおらぬのか……」
「暗黒神の力を欲して生け贄の巫女を求める
 かつて多くの亡者どもが
 繰り返してきた過ちを
 おぬしもまた繰り返すというのか……」
グエンカオス
「エーゼン……
 たわごとはもうよい
 水の巫女はどこだ」
エーゼンバッハ
「……」
「かつては我らが兄弟子として
 畏怖もしてきたおぬしだが
 もはや後戻りはできぬと見える」
「この上は、やはり我が手で
 葬るしかあるまいな……」



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