FE初心者がプレイする前に、これぐらいは知っておいた方が良いと思われるポイントをいくつか。 ■ 3竦みについて 最初の方の章で、剣で山賊などを攻撃するとほとんど攻撃を受けないのにたいして、ソルジャーに攻撃すると反撃があたりやすい といった経験は誰もが一度はするはずです。 FEには、武器、魔法それぞれにおいて3竦みというものが存在します。 ■ 武器の3竦み ・剣はやりに弱く、おのに強い ・やりはおのに弱く、剣に強い ・おのは剣に弱く、やりに強い ■ 魔法の3竦み ・理魔法は闇魔法に弱く光魔法に強い ・闇魔法は光魔法に弱く理魔法に強い ・光魔法は理魔法に弱く闇魔法に強い。 ・ 3竦みで強いと命中率に10%加わり、攻撃力が+1されます。弱いときはその逆です。向こう側の命中も減るわけですから、 有利な武器で攻撃すれば20%も本来の命中率と差ができるわけです。能力はともかく、3竦みで有利な武器でなるべく攻撃するようにしましょう。 特に、複数の武器を使いこなせるソシアルナイトや上級職は使い分けが重要になります。なお、弓は三竦みに関係ありません。 ■ 体格について ・ 体格は各ユニットごとに一定の値がありますが、わかりにくい能力値です。他の能力値と異なり、レベルアップでは上昇せず、クラスチェンジ時に基本的に2ほど上昇します。 ・救出の値に関係。救出の値よりも同じか体格が小さいユニットは救出できる。 ・ 救出の値は ・ 何にも乗っていないもの・・・・体格‐1 ・ 乗り物に乗っているもの・・・・男は25-体格、女は20-体格。 ・ 救出すると技、早さは半減。 魔法系のユニットを救出するのは簡単ですが、自身が救出できるユニットは限られます。一方、アーマーナイトなどはその逆です。 救出の値が高い上に救出後も移動できる騎馬や飛行系のユニットで救出する事が多いでしょう。救出中は技、早さが半減するため 思わぬところで2回攻撃を受けやすく、救出時にやられることも多いので注意しましょう。その面ではアーマーナイトなどでの救出も使えます。 ・早さと重さに関係。 ・ 武器の重さが体格より大きいと、速さの値に 速さ-(重さ-体格) と修正されます。つまり早さが低下します。特に今作は前作と比べると魔道書が全体的にかなり重くなっており、 体格の小さい彼らは影響を大きく受けがちなので注意しましょう。ランクの高い魔道書は強力ですが、速さを十分確認して使いましょう。 ■ 回避率について ・ 相手の命中の値-自身の回避の値が最終的な命中率になります。命中の値は下にあるので参照してください。 回避の値は 「速さ」×2+「幸運」+「地形」+「支援」 で算出されます。ここで、 ・ 支援=支援効果による回避の上昇値で、0〜25%。 ・ 地形=地形ごとに画面に表示される数字で、砦や森では20上昇。玉座では30も上昇します。 敵に打たれづよくなるためにはもちろん防御が重要ですが、回避の値が高ければ敵の攻撃はあたりにくくなります。 最初は防御が低くても速さの伸びやすい剣士、リン、トルバドールなどは回避の恩恵が大きいです。一方アーマーナイトなどにはあまり期待できませんが、 地形や支援を最大限活用できれば十分攻撃をかわせるようになります。 ■ 必殺率について ・ 必殺とは通常の3倍ものダメージを与えられる非常に強力な攻撃でボス戦などここぞというときで欲しい攻撃です。必殺の値もユニットの能力値の画面に表示されています。この数値は、 「技の値」/2+武器の必殺率+α+β+γ という計算式で算出されます。ここで、 α=支援によるもの。0〜25%上昇する。 β=武器ランクが「S」だと5%追加。 γ=ソードマスター、狂戦士は+15%。全作は30%だったのに。 さすがにソードマスターと狂戦士は強すぎたらしく今作では下方修正されています。 必殺率がある武器は基本的にキル〜系の武器につきます。どの武器も威力、命中はそこそこで30%もの必殺率を誇ります。 他には今作では光魔法に全体的にかなり高い必殺率が設定されています。 ・ なお、必殺回避という値もあり(表示されない)、幸運の値+支援での補正で決まります。 実際の必殺率は 必殺率-相手の必殺回避の値 となります。幸運の低いルセアやレイヴァンなどは敵の必殺攻撃を受けやすいので 闘技場での育成も見据えて支援で多少補正しておいた方が良いでしょう。敵に関しては支援はほとんど関係ありません。今作ではモルフ は全員幸運が0なので、必殺攻撃があたりやすくなっています。 |